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noteに筋膜と脳(Fascia and the Brain)の記事をアップしました。

Masashi Sasaki

2025年3月12日

筋膜と脳(Fascia and the Brain)

noteに以下の内容の記事をアップしました。

冒頭をご紹介いたしますので、ご興味ある方は下記のリンクよりご覧ください。

https://note.com/masashi_sasaki/n/n247593640ec6?sub_rt=share_pw



1. はじめに(Introduction)

この章では、筋膜と脳の関係に焦点を当てます。従来、筋膜は単なる「受動的な支持組織」と考えられてきましたが、近年の研究により、筋膜は神経系と深く関わっていることが明らかになってきました。


筋膜は脳の情報処理にも影響を与える?

• 筋膜は単なる「体の構造を支える組織」ではなく、神経信号の伝達や脳との相互作用を持つ。• 筋膜が緊張すると、脳の活動にも影響を与える(例:ストレスが筋膜の硬直を引き起こす)。• 筋膜を適切にケアすることで、脳の健康をサポートできる可能性がある。この章では、筋膜がどのように脳と相互作用し、認知機能や感情、痛みの認識に関与しているのかを探っていきます。


2. 20世紀の神経科学と筋膜の無視(Neuroscience at the Turn of the Century)

20世紀の神経科学は、主に「脳の神経細胞(ニューロン)」に焦点を当てていました。神経科学者たちは、「脳が情報処理の中心であり、体は単なる受動的な装置である」と考えていたのです。


なぜ筋膜は無視されてきたのか?

  • 伝統的な解剖学では、筋膜は「単なる結合組織」とされていた。

  • 研究の中心は**脳の神経細胞(ニューロン)**であり、筋膜の役割は軽視されていた。

  • 筋膜は死後の解剖では乾燥して硬くなるため、生体内での動的な働きを観察するのが困難だった。


しかし、最新の研究では、「筋膜は神経系の一部として機能する」という新たな視点が注目されています

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